暗号資産(仮想通貨) の「ステーキング」とは?

当サイトは、アフィリエイト広告を利用しています

この記事は約5分で読めます。
この記事では、仮想通貨のステーキングについて、過疎通貨の初心者にも、わかりやすく説明しています。

この記事を読むことで、ステーキングがどのようなものなのか?そして、ステーキングができる仮想通貨、そして、ステーキングのやり方がわかります。

仮想通貨のステーキングとは?

staking

ステーキングとは、仮想通貨を保有することで、その報酬として利益を得る仕組みのことをいいます。

貯金の利息のようなものと考えると、わかりやすいのではないかと思います。しかも、仮想通貨のステーキングは、貯金よりもはるかに高い利率が設定されています。

ステーキングの仕組み

ここからは、ステーキングについて詳しくみていきましょう。

ステーキングをすると、なぜ、利益を得ることができるのでしょうか?

実は、全ての仮想通貨でステーキングができる訳ではありません。ステーキングをするためには、ブロックチェーンのコンセンサスアルゴリズムにPoS(Proof of Stake)が採用されている必要があります。

コンセンサスアルゴリズムとは、ブロックチェーンで作成されたブロックを承認するためのコンセンサス、つまり、合意をとるためのアルゴリズムです。

バリデータとは?

Staking2

ブロックが作られると、バリデーターと呼ばれる検証者が、トランザクションの検証を行います。そして、問題がなければブロックを承認します。ブロックチェーンにブロックが追加されると、新しい仮想通貨が発行(マイニング)されます。そして、新たに発行された仮想通貨は、バリデータに報酬として支払われます。

バリデータになるためには、ブロックチェーンのプロトコルに、自分が保有する仮想通貨を預ける必要があります。この時、預けている仮想通貨の量が多いほど、バリデーターに選ばれる可能性が高くなるため、報酬も得やすくなります。

けれど、もし、作られたブロックのトランザクションが無効だと判断された場合、罰金として、ステーキングしている仮想通貨から一定量を徴収されるケースもあります。

ステーキング報酬の支払い

ほとんどの場合、報酬は、ステーキングしている仮想通貨で支払われます。プロジェクトによっては、ガバナンストークンで報酬が支払われるものもあります。ガバナンストークンを保有することで、そのプロジェクトのアップデート等に関する発言権を得ることができます。

このように、仮想通貨を保有しステーキングすることで、報酬として仮想通貨を得ることができるのです。

ステーキングのメリットとデメリット

メリットとデメリット

ここまでで、「なぜ、ステーキングをすることで報酬が得られるのか?」、なんとなく、イメージができたのではないかと思います。

それでは、ステーキングには、どんなメリットとデメリットがあるのでしょうか?

ステーキングのメリット

先ずは、メリットから見ていきましょう。

ステーキングのメリットは、仮想通貨を保有することで、報酬を得ることができることです。仮想通貨の長期保有を予定している場合、ステーキングをすることで、保有している仮想通貨を増やすことができることは大きな魅力です。

ステーキングのデメリット

デメリットとは、一定期間、仮想通貨を引き出すことができないことです。

ご存じのように、仮想通貨はボラティリティ(価格変動)が大きいため、価格が急騰したり、急落したりすることが良くあります。ステーキングに参加している間に、所有する仮想通貨の価格が大幅に下がってしまうケースもあるのです。

ステーキングのやり方

Staking1

ステーキングをやり方は、大きく2種類あります。

  • 自分でステーキングする
  • 取引所のステーキングサービスを利用する

自分でステーキングをする場合、ウォレットにコインを保有するか、あるいは、スマートコントラクトにコインを預けます。仮想通貨の種類にもよりますが、ステーキングに参加するためには、一定以上の仮想通貨を保有する必要があります。

例えば、イーサリアムの場合、最低32ETH必要です。1ETHが20万円としても、640万円分のイーサリアムを保有する必要があります。

一方、取引所が提供するステーキングサービスを利用すれば、これよりはるかに少ない金額で、ステーキング報酬をもらうことができます。

取引所でのステーキングのやり方

取引所のステーキングサービスは、取引所に自分が保有する仮想通貨を預け、取引所から賃料を受け取るサービスです。

少額から参加することができて、リスクもないため仮想通貨初心者にもおススメです。

バイナンス等の海外取引所の場合は、ロックアップ期間(仮想通貨の引き出しができない期間)を設けている取引所がほとんどです。その一方、国内でステーキングサービスを提供しているGMOコインは、ロックアップ期間がなく、いつでも引き出しができることは魅力の1つです。

取引所であれば、次のように簡単にステーキングをすることができます。

  1. 取引所に口座を開設する
  2. 取引所に日本円を入金
  3. 取引所で仮想通貨を購入する
  4. 取引所でステーキングを行う

既に、ステーキングができる仮想通貨を保有している場合は、その仮想通貨を取引所に送金して、ステーキングを行うこともできます。

ステーキングができる取引所

現在、日本でステーキングができる取引所は2つあります。

GMOコイン テゾス(XTZ)とシンボル(XYM)
OK Coin Japan アイオーエスティー(IOST)
bitFlyer リスク(Lisk)※停止中
Coinchek リスク(Lisk)※停止中

bitFlyer や Coinchek も以前はステーキングサービスを提供していましたが、現在は停止しています。再開を期待したいですね。

ステーキングまとめ

仮想通貨のステーキングについて、いかがでしたでしょうか?

国内取引所でステーキングサービスが行われているテゾス(XTZ)、シンボル(XYM)、アイオーエスティー(IOST)以外に、Ethereum (ETH)、EOS、Cardano (ADA)、Polkadot (DOT)、ソラナ(SOL)、など、ステーキングできる仮想通貨にはさまざまなものがあります。

ステーキングができる仮想通貨を長期で保有するのであれば、保有しているだけで、銀行より高い利息がもらえるため、取引所のステーキングサービスを検討してみることもおススメです。

取引所によってロックアップ期間が異なりますので、必ず確認するようにしてください。

最後に、ステーキングをする際の注意点を、もう1つだけお伝えしておきます。

ステーキングで得た報酬、利益にも税金がかかります。日本の場合、仮想通貨を売買した場合と同じ、雑所得となることに注意をしてください。

暗号資産(仮想通貨) 取引所の手数料リスト
暗号資産(仮想通貨)の取引所の手数料をまとめて比較しています。取引所を選ぶときの参考にしてください。
タイトルとURLをコピーしました